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【歌が上手くなる練習方法】曲のキー設定を把握する

グッとくるマガジンは【CanariaMusicStudio】&【GoodVoiceAcademy】が運営するWebメディアです。「歌が上手くないたい。」「自分でできるボイストレーニングを知りたい。」などお役立ち情報満載でお届けいたします。

生徒
生徒

たくみ先生、今日はどんなことを教えてくれるんですか?

たくみ先生
たくみ先生

今日は、曲のキー設定について解説するね!!

本日のお題:曲のキー設定について

カラオケのデンモクにもついているお馴染みの、#(シャープ)、またはb(フラット)のマークですが、これらを押すことにより、後ろで流れている音楽の「キー」を丸ごと変えることができます。

自分の歌いやすい音程で歌えるようにカスタマイズできるわけです。

#(シャープ)を押すと半音ずつ高くなり、反対にb(フラット)を押すと半音ずつ低くなります。

※生演奏で行う場合は、ミュージシャンが自身が移調しなければなりませんので、カラオケってやはり優れものですね!

どんな効果が期待できますか?

①自分のキーを把握することで、歌える曲のレパートリーが増える

②無理なく歌えるキーを設定することで、歌詞の世界観や表現などに意識を強くもてる

③歌っている側も、聴いている側も気持ちが良い

④正しいポジションで歌うことにより、結果的に音域も広がっていく

キーがわからない人の傾向と対策

「自分のキーがわからないので、いつも何も変えずに原曲キーのまま歌っています」

「原曲のキーで歌いたいので変えません」

「原曲から変えると、わかりづらくなってしまいます」

と言う方は、日常の中で楽器に触れたり、声を出したりする時間を意識的に作ってみてください。

人を惹きつけるような歌を歌うためには、まずはご自身のキーを知ることが大切です。

ワンポイントアドバイス

・1曲通して歌った時に、「無理なくコントロールができる」「何度歌ってもブレない、スムーズに歌える」などが主な基準となります。

・様々なキーで実際に歌ってみることが大切です。

一流への道

どのキーに変更しても瞬時に理解し歌いこなせる

曲ごとに自分のキーを把握し自分の強みを表現することができる

地声とファルセットの範囲を鍵盤の音(音名)でも理解し、いつでも再現できる

注意点

もしご自分のキーがわからない場合には、周りの音楽が好きなお友達や詳しい方、またはボイストレーナーなど、客観的に判断してもらうことをオススメします。

部分的には全然問題ないけれども、1曲通して歌うとかなり厳しい、ということは、よくありますので、いろんなキーで試しながら歌ってみてください。

皆さんへのメッセージ

最近は男性アーティストでも高音域を多用する曲が多くなってきています。

「そんな高い声出ないから無理!」と諦めてしまう前に、あなたに合うキーが必ずあります。キーは思い切って自分に合わせて歌ってみましょう!